オリンパス、裏帳簿で損失管理か…第三者委調査
読売新聞 11月18日(金)7時16分配信

 光学機器大手「オリンパス」の損失隠し問題で、同社が海外ファンドに飛ばした金融資産の含み損などの損失額を裏帳簿で管理していた疑いがあることが、第三者委員会の調査などでわかった。

 有価証券報告書には虚偽の資産額が計上されており、裏帳簿の数字を基に公表する資産額や、実際に穴埋めする金額などを算出していたという。裏帳簿はすでに処分されているとみられるが、証券取引等監視委員会は、その内容について関係者から聴取を進める方針。

 関係者によると、同社はバブル崩壊後の財テク失敗で被った金融資産の含み損について、1990年代は外資系金融機関が販売する金融商品などを使って先送りしてきたが、2001年3月期に時価会計が導入されたことを機に、海外ファンドを使った「損失飛ばし」で含み損を隠蔽してきたという。

最終更新:11月18日(金)7時16分

例え仮に上場維持できたとしても株価が急落したままで、6487億円も連結有利子負債があるのなら、これ迄通りの独力での経営は無理なのではないだろうか。
そうなってくると当然何処かの企業に出資をしてもらう必要が出てくる訳なのだが、それを狙っている中国企業や韓国企業がこの件をずっとニタニタして笑っているのかと思うとちょっと嫌になる。
特に株式時価総額がトヨタよりも巨大で、今後医療産業にも力を入れていく事を表明している、韓国サムスン電子が動けば最悪のケースも考えられる。
日本企業はその圧倒的な資金力を前に沈黙してしまうのではないかが非常に心配ではあるのだが。

暗黒の稲妻