アジア太平洋、安保の最重点に=「強力な米軍プレゼンス」表明―オバマ大統領
時事通信 11月17日(木)9時15分配信
【シドニー時事】オーストラリアを訪問中のオバマ米大統領は17日、豪連邦議会で演説した。大統領は、アジア太平洋地域の経済的、戦略的な重要性を強調、米国の安全保障上の最重点地域と位置付け、「米軍の強力なプレゼンス(存在)維持のために必要な資源(予算)を割り当てる」と述べた。軍拡を進める中国の台頭に対抗する。
地域の自由貿易圏構築を視野に環太平洋連携協定(TPP)交渉を推進する大統領は、米国内の雇用機会の創出といった最優先課題を達成する上で、経済成長著しいアジアとの関わりは極めて重要だと指摘。米国は「太平洋国家」として、同盟国や友好国との緊密な協力の下、「地域の形成と未来のためさらに大きく長期的な役割を果たす決意だ」と表明した。
大統領は対中政策について、19日にインドネシアのバリ島で開かれる東アジアサミット(EAS)で、中国と周辺国が領有権を争う南シナ海の問題を取り上げる方針を表明。人権問題などを含め、米国の立場を率直に主張していく考えを示す一方で、「中国とは協力的関係を構築する努力を続ける」とし、朝鮮半島の緊張軽減などで、中国とは「パートナーになれるとみている」とした。
最終更新:11月17日(木)15時12分
今中国に唯一物が言えるのはアメリカ大統領ぐらいか。
しかしそれも後数年すれば中国の軍事力が優位に立つ可能性があるが…。
ただアメリカ大統領選後、当選後もその方針が守れるかは疑問。
クリントン氏やブッシュ氏も当選前は対中問題で強硬な発言を繰り返していたが当選後は融和策に転じた記憶がある。
日本は過度にアメリカに頼らず、国防やエネルギー安保を自分で考えて行った方がいい気がする。
アメリカも嘗てのビッグ・ブラザーではないだろう。
暗黒の稲妻
時事通信 11月17日(木)9時15分配信
【シドニー時事】オーストラリアを訪問中のオバマ米大統領は17日、豪連邦議会で演説した。大統領は、アジア太平洋地域の経済的、戦略的な重要性を強調、米国の安全保障上の最重点地域と位置付け、「米軍の強力なプレゼンス(存在)維持のために必要な資源(予算)を割り当てる」と述べた。軍拡を進める中国の台頭に対抗する。
地域の自由貿易圏構築を視野に環太平洋連携協定(TPP)交渉を推進する大統領は、米国内の雇用機会の創出といった最優先課題を達成する上で、経済成長著しいアジアとの関わりは極めて重要だと指摘。米国は「太平洋国家」として、同盟国や友好国との緊密な協力の下、「地域の形成と未来のためさらに大きく長期的な役割を果たす決意だ」と表明した。
大統領は対中政策について、19日にインドネシアのバリ島で開かれる東アジアサミット(EAS)で、中国と周辺国が領有権を争う南シナ海の問題を取り上げる方針を表明。人権問題などを含め、米国の立場を率直に主張していく考えを示す一方で、「中国とは協力的関係を構築する努力を続ける」とし、朝鮮半島の緊張軽減などで、中国とは「パートナーになれるとみている」とした。
最終更新:11月17日(木)15時12分
今中国に唯一物が言えるのはアメリカ大統領ぐらいか。
しかしそれも後数年すれば中国の軍事力が優位に立つ可能性があるが…。
ただアメリカ大統領選後、当選後もその方針が守れるかは疑問。
クリントン氏やブッシュ氏も当選前は対中問題で強硬な発言を繰り返していたが当選後は融和策に転じた記憶がある。
日本は過度にアメリカに頼らず、国防やエネルギー安保を自分で考えて行った方がいい気がする。
アメリカも嘗てのビッグ・ブラザーではないだろう。
暗黒の稲妻