震災関連死451人を認定、肺炎や低体温症など
読売新聞 11月18日(金)3時5分配信

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読売新聞
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島県などで、震災後に体調悪化などで亡くなる震災関連死の認定申請が10月末時点で1184件に上り、このうち451人が認定されたことが各自治体への取材で分かった。
申請数の半数以上が審査を終わっておらず、認定数は今後、大幅に増える可能性がある。
青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉6県の各市町村に、10月末時点での関連死の認定状況などを聞いた。
宮城県内では654人の申請を受け付け、うち201人が認定され、福島県内では443人中197人が認定を受けた。岩手県では申請数が63人、認定されたのが52人だった。岩手県では、本来、認定を行う市町村の態勢が整わないために審査を県に委ねるケースが多く、認定の遅れにつながっているとみられる。茨城県の認定は1人で、青森、千葉県はゼロだった。
被災地の市町村の中で死者・行方不明者数が3900人余と最も多い宮城県石巻市では、申請も最多の182人。70歳~80歳代が多い。市によると、津波で海水を飲んだり、長時間冷たい水の中にいたりした影響で関連死の認定を受けた125人のうち、半数近くが肺炎や低体温症という。
最終更新:11月18日(金)3時5分
記事のみ紹介します。
暗黒の稲妻
読売新聞 11月18日(金)3時5分配信

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東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島県などで、震災後に体調悪化などで亡くなる震災関連死の認定申請が10月末時点で1184件に上り、このうち451人が認定されたことが各自治体への取材で分かった。
申請数の半数以上が審査を終わっておらず、認定数は今後、大幅に増える可能性がある。
青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉6県の各市町村に、10月末時点での関連死の認定状況などを聞いた。
宮城県内では654人の申請を受け付け、うち201人が認定され、福島県内では443人中197人が認定を受けた。岩手県では申請数が63人、認定されたのが52人だった。岩手県では、本来、認定を行う市町村の態勢が整わないために審査を県に委ねるケースが多く、認定の遅れにつながっているとみられる。茨城県の認定は1人で、青森、千葉県はゼロだった。
被災地の市町村の中で死者・行方不明者数が3900人余と最も多い宮城県石巻市では、申請も最多の182人。70歳~80歳代が多い。市によると、津波で海水を飲んだり、長時間冷たい水の中にいたりした影響で関連死の認定を受けた125人のうち、半数近くが肺炎や低体温症という。
最終更新:11月18日(金)3時5分
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