イレッサ副作用訴訟、逆転敗訴不服で遺族が上告
読売新聞 11月17日(木)19時19分配信

 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)の副作用を巡り、服用後に重い肺炎で死亡した患者3人の遺族が国と輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」(大阪市)に計7700万円の損害賠償を求めた訴訟で、原告の遺族4人は17日、原告側の逆転敗訴とした15日の2審・東京高裁判決を不服として、最高裁に上告した。

 3月の1審・東京地裁判決は、患者2人について国と同社の責任を認め、計1760万円の賠償を命じたが、2審判決は「承認時には、添付文書に欠陥があったとはいえない」と請求を棄却した。

 上告後の記者会見で、原告団長の近沢昭雄さん(67)は「到底容認できない判決で、このままでは患者は安心して医療を受けることができない」と述べた。

最終更新:11月17日(木)19時19分

気になったので記事のみ紹介します。

暗黒の稲妻