戦略的互恵、深化を確認=野田首相年内に訪中、胡主席と会談
時事通信 11月13日(日)7時18分配信

 【ホノルル時事】野田佳彦首相は12日午前(日本時間13日早朝)ホノルル市内で中国の胡錦濤国家主席と約35分間会談した。両首脳は来年の日中国交正常化40周年に向け、両国の戦略的互恵関係を深化させることを確認。首相の年内訪中実現に向け準備することで一致した。首相が胡主席と会うのは、フランス・カンヌでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席した際の今月3日に懇談して以来で、正式な会談は初めて。
 会談の冒頭、胡主席は「野田首相は就任後、何度も中日戦略的互恵関係を深化させたいと言ったが、これを私は積極的に評価したい」と表明。首相も「来年は日中国交正常化40周年の大きな節目を迎える。戦略的互恵関係を一層深化させたい」と応じた。
 首相は、中断している東シナ海のガス田共同開発交渉の早期再開を要請。胡主席は「(日中の)基本合意を履行する立場に変わりはない。交渉の早期再開に向けて意思疎通を図り、準備を進めたい」と語った。
 首相は沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を受け、艦船衝突など不測の事態に備えるための「海上連絡体制」構築に向け協議を加速させたいとの考えを表明したが、胡主席から特に言及はなかった。また、首相が「時には難しい問題があるが、日中関係に悪影響を及ぼさないよう大局的な見地に立ってお互いに努力する必要がある」と述べたのに対し、胡主席も同意した。 

最終更新:11月13日(日)14時25分

中国が言う戦略的互恵関係というのは勿論中国にとって有利な互恵関係だろう。
南西諸島海域を自由に、日本に気兼ね無く通って太平洋に直接出られる、海底資源の共有といいつつ中国の独り占め。
次期国会主席への手土産に尖閣諸島を持っていくのか、それとも想像を絶するようなとんでもない土産を用意してるのか。
いずれにしても民主党じゃ日本の国益は守られない。

暗黒の稲妻