アラブ連盟、シリアの資格停止…制裁へ
読売新聞 11月12日(土)23時12分配信

 【カイロ=長谷川由紀】アラブ連盟(22か国・機構)は12日、カイロで緊急外相会議を開き、アサド政権が反政府デモ弾圧を続けるシリアについて、暴力停止を求めた連盟の調停案内容が実施されるまで加盟資格停止とすることを決めた。

 アサド政権に対する政治・経済的な制裁を実施するほか、加盟国に駐シリア大使の召還も呼びかけた。欧米に加えアラブ諸国が強硬姿勢に転じたことは、アサド政権にとって大きな打撃だ。

 会議後記者会見したカタールのハマド首相は、資格停止が16日から発効すると発表した。また、シリアの反体制派をカイロのアラブ連盟本部に招き、政権移行のあり方などについて協議する方針を示した。

 AFP通信によると、シリアのアハマド・アラブ連盟大使は「調停案の内容は実行した。(決定は)米国の指示を受けたものだ」と、連盟の対応を批判した。

最終更新:11月13日(日)0時27分

アラブ連盟が自ら動いたとは。
この動きは注目かもしれないな。

暗黒の稲妻