<福島第1原発>練習場隅に防護服山積み…Jヴィレッジ公開
毎日新聞 11月11日(金)21時22分配信


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防護服や全面マスクにつけるフィルターなどの廃棄物が、Jヴィレッジの中にあるサッカー練習場に集められていた=福島県楢葉町で2011年11月11日午後1時53分、代表撮影
 東京電力福島第1原発事故の対応拠点「Jヴィレッジ」(福島県広野、楢葉両町)が11日、事故後初めて報道陣に公開された。日本代表も合宿するサッカーのトレーニング施設は現在、事故収束の前線基地に一変。スタジアムを作業員の寮に、11面あったフィールドを車の除染場、資材置き場、駐車場などに活用している。12日には、細野豪志原発事故担当相への同行取材の形で、同原発が報道陣に初公開される。

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 同原発の南約20キロにあるJヴィレッジの敷地は、「警戒区域」の南端をまたいでいる。寮など作業員の生活空間を区域外に配置する一方、除染場などは区域内に設置。平日は約3000人が利用する。

 午後1時50分ごろ、同原発から作業員が戻ってきた。防護服を脱いだ体を、ゲートモニターという機械に入れ、放射線量を測定する。約10秒で判定されるが、正常値を超えた場合は除染を受けることになる。内部被ばく量の測定機は計12台整備され、作業員は月1回検査を受ける。記者も椅子型のカウンターに座り検査を受けると1分後、モニターに「正常値」と表示された。

 雨天練習場の隅には、使用済みの防護服など、放射性廃棄物を入れたポリ袋が積まれ、それらを詰めた1立方メートルの鉄製コンテナ約4000個がハーフコートの一部を埋めていた。あと2000個は置けるというが、処分方法は決まっていない。【笈田直樹】

最終更新:11月12日(土)0時45分

こうして改めて考えてみると原発そのものが問題のある欠陥システムだったんだろうね。
後始末の方法すら完璧でないのに見切り発車してる時点で明らかな自殺行為だった。
人類の英知で乗り切る気満々な様だが問題は生きてる内に解決出来るかだと思うのだが。

暗黒の稲妻