地球の外核は2層構造=地磁気反転の原因か―高温高圧で再現・東工大など
時事通信 11月11日(金)5時2分配信
地球の中心部にある液体状に溶けた鉄などでできた「外核」(深さ約2900~5150キロ)は、これまで考えられてきた均一なものではなく、密度の異なる2種類の結晶を含む2層構造の可能性が高いことを、東京工業大と海洋研究開発機構、高輝度光科学研究センター(兵庫県佐用町)の研究チームが明らかにし、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
外核を構成する液体金属は対流しており、地球を取り囲む地磁気の源になっている。地磁気は数万~数十万年に1度の割合でN極とS極が反転するが、2層構造と仮定するとこの逆転現象を説明できるといい、研究チームはシミュレーションを進める。
東工大の広瀬敬教授らの研究チームは、ダイヤモンドとレーザーで高温高圧を作り出す装置を開発し、地球内部の状態を再現。外核の主成分の一つ、酸化第一鉄(FeO)を227万~324万気圧、約4000度の外核と同じ条件にし、同センターの大型放射光施設「スプリング8」で結晶構造の変化を調べた。
最終更新:11月11日(金)19時40分
映画「ザ・コア」を思い出した。
こういう肝心な事すらまだわかってないのに、地震の予知なんて出来るわけ無いよな。
暗黒の稲妻
時事通信 11月11日(金)5時2分配信
地球の中心部にある液体状に溶けた鉄などでできた「外核」(深さ約2900~5150キロ)は、これまで考えられてきた均一なものではなく、密度の異なる2種類の結晶を含む2層構造の可能性が高いことを、東京工業大と海洋研究開発機構、高輝度光科学研究センター(兵庫県佐用町)の研究チームが明らかにし、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
外核を構成する液体金属は対流しており、地球を取り囲む地磁気の源になっている。地磁気は数万~数十万年に1度の割合でN極とS極が反転するが、2層構造と仮定するとこの逆転現象を説明できるといい、研究チームはシミュレーションを進める。
東工大の広瀬敬教授らの研究チームは、ダイヤモンドとレーザーで高温高圧を作り出す装置を開発し、地球内部の状態を再現。外核の主成分の一つ、酸化第一鉄(FeO)を227万~324万気圧、約4000度の外核と同じ条件にし、同センターの大型放射光施設「スプリング8」で結晶構造の変化を調べた。
最終更新:11月11日(金)19時40分
映画「ザ・コア」を思い出した。
こういう肝心な事すらまだわかってないのに、地震の予知なんて出来るわけ無いよな。
暗黒の稲妻