1万5000年前の「抽象画」=石灰石に赤い点線―ドイツ
時事通信 11月11日(金)7時0分配信

 【ベルリン時事】ドイツのテュービンゲン大学の研究チームが同国南部のホーレフェルス洞窟の1万5000年前の地層で、石灰石に描かれた絵画を発見し、同大の博物館で10日、一般公開を開始した。
 研究チームは洞窟で色が付いた石灰石4個を発見。このうち3個には2列の赤い点線が描かれている。残る1個は平たく、落下した壁画の可能性があるという。このほか、顔料に使ったとみられる黄土や赤鉄鉱も出土した。
 旧石器時代の壁画に特徴的な動物ではなく、抽象的な点線が描かれていることについて、研究チームは「当時の住民にとって重要な意味があったはずだ」と話している。 

最終更新:11月11日(金)9時47分

日本でいったら縄文時代辺りだね。
懐中電灯もない時代、真っ暗な洞窟に態々その壁画を描きに行った位なのだから恐らくシャーマンのような立場にある人が宗教的な意味合いで描いたとも考えられるが。
壁画は宗教の芽生えを思わせる。
しかし写真が無いのが残念だ>時事通信さん

暗黒の稲妻