火星探査機、失敗か=中国と共同打ち上げ―ロシア
時事通信 11月9日(水)13時5分配信

 【モスクワ時事】火星の「月」に当たる衛星「フォボス」の表面物質を採取するため、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント(土壌)」がモスクワ時間9日午前0時16分(日本時間同5時16分)、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。地球周回軌道への投入に成功したが、インタファクス通信によると、機体を火星へ向かうコースに乗せることに失敗した。
 同探査機は中国初の火星探査機「蛍火1号」を搭載している。同通信によれば、ロシア宇宙庁のポポフキン長官は「エンジン点火に失敗した」と語った。バッテリーの寿命は3日間あり、再び針路変更を試みるが、機体と交信できていないという情報もある。 

最終更新:11月9日(水)14時57分

失敗した時の責任のなすり合いが今から目に浮かぶのだが…。

暗黒の稲妻