オリンパス融資、条件変更検討=3600億円超、早期回収も―取引銀行
時事通信 11月10日(木)2時31分配信

 オリンパスによる巨額の損失隠し発覚を受け、大手銀行など取引金融機関が同社向け融資について、貸し出し条件変更の検討に入ったことが9日、明らかになった。金融機関側は「借入金の使途が虚偽だった場合、前倒し回収する可能性もある」として、同社に状況説明と経営の早期正常化を促す意向だ。
 オリンパスの連結有利子負債は3月末時点で約6500億円。このうち約3660億円がオリンパス本体向けで、三井住友銀行など国内の大手行中心に融資している。仮に一部融資の条件変更や早期回収に発展した場合、同社は資金繰りに大きな影響を受ける見通しだ。
 オリンパスでは2000年以降、損失を簿外の投資会社に移す「飛ばし」が行われたとされ、この間に有利子負債は約3倍に拡大。オリンパスは社債発行や借り入れの使途を企業の合併・買収(M&A)や事業資金などと説明してきた。
 しかし、仮に飛ばしに充てられていた場合、「資金使途の虚偽説明」に該当し、期限まで返済せずに済む借り手側の「融資の期限の利益」が喪失したと判断。取引行が期限前の完済を求める可能性が高い。 

最終更新:11月10日(木)14時32分

まったく恥晒しな会社。
イギリス人の元社長に指摘されそれを隠そうとした我が日本人の経営陣達。
世界に日本企業のコンプライアンスが問われるな。
日本の組織体質の見て見ぬふり、赤信号皆で渡れば恐くないか。
護送船団方式、見ざる・聞かざる・言わざる慣習を改めて考えさせられる
オリンパス問題は可也根が深そうだ。
こういう企業の悪事はやったもん勝ちで終わらてはいけない。
真面目な技術者達がいつも犠牲になる。

暗黒の稲妻