チュニジアでイスラム政党が第1党に、「アラブの春」で躍進
ロイター 10月28日(金)9時11分配信

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 10月27日、チュニジアの選管当局は、23日に投票が行われたベンアリ前政権崩壊後の制憲議会選で、穏健派イスラム政党アンナハダが第1党になったと発表した。写真は勝利を喜ぶアンナハダ幹部ら(2011年 ロイター/Zohra Bensemra)
 [チュニス 27日 ロイター] チュニジアの選管当局は27日、23日に投票が行われたベンアリ前政権崩壊後の制憲議会選で、穏健派イスラム政党アンナハダが第1党になったと発表した。

【ビデオ】「アラブの春」の震源地チュニジア、初の選挙でイスラム政党が勝利(字幕・25日)

 選管によると、ベンアリ前政権下で非合法化されていたアンナハダは全217議席中90議席を獲得。中道左派の共和国評議会(CPR)が30議席で続いた。

 この結果、中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春」により独裁体制が倒れた国で初めて実施された選挙で、イスラム政党率いる政権が誕生することになった。

 ムバラク独裁体制崩壊後のエジプトでも、11月から始まる人民議会(国会)選でイスラム系政党が第1党をうかがう勢いを見せており、イスラム勢力が政治力を拡大させている。


最終更新:10月28日(金)12時14分

トルコの様に政教分離を憲法に盛り込めばイスラム世界での民主化モデルになるだろうね。
ただもう少し時間がかかるかもしれないけれども。

暗黒の稲妻