幻の大蝶、ブータンで80年ぶり確認 日本の調査隊


確認されたブータンシボリアゲハの雌=昆虫写真家の渡辺康之さん撮影拡大

確認されたブータンシボリアゲハの雄=昆虫写真家の渡辺康之さん撮影拡大

ブータン地図拡大

 「ヒマラヤの貴婦人」とも呼ばれる幻の大蝶(おおちょう)、ブータンシボリアゲハを日本蝶類学会の調査隊がブータンの森林で約80年ぶりに確認した。共同調査したブータン政府に許可を得て5匹を採集し、現地に標本を残した。

 羽を広げた長さが12センチほど。4種いるシボリアゲハの仲間では際だって大きい。後ろ羽の大きな赤い文様が特徴で、尾のような3本の長い突起をなびかせて優美に舞う。

 調査隊6人はブータン政府の調査団とともに8月中旬、東部のタシヤンツェ渓谷のごく狭い地域の森林で、高い梢(こずえ)の上を数匹飛んでいるのを見つけた。渓谷入り口まで首都ティンプーから車で7日間、さらに何日か歩く奥地だ。

(記事元:asahi.com)
URL:http://www.asahi.com/science/update/1027/SEB201110270025.html

まだ見ぬ新種がいるもんなんだんね。

暗黒の稲妻