ノキア日本法人社員の過労死認定=「24時間体制の勤務過重」―大阪地裁
時事通信 10月26日(水)19時16分配信
携帯電話機メーカーの日本法人ノキア・ジャパン(東京)の大阪事務所長で、2005年にくも膜下出血で死亡した男性=当時(56)=の妻が国に労災認定を求めた訴訟で、大阪地裁の中村哲裁判長は26日、「24時間、携帯の電源をオンにする勤務体制を求められていた」などとして過労死と認め、遺族補償年金などの不支給処分を取り消した。
中村裁判長は、男性の死亡前1~6カ月の時間外労働が1カ月当たり約63~81時間だったと認定。「休暇中や就寝中を含め、顧客からの通信障害などの連絡に24時間いつでも対応しなければならない不規則な状態に置かれた」と指摘し、量的にも質的にも過重な勤務だったとして、業務起因性を認めた。
最終更新:10月27日(木)10時19分
企業はこれで待遇を改善しろと言うと人件費がかかるから海外に移転して日本が空洞化すると言い張る。
実際円高などコスト高でそうなってきている。
さてはてまったくどうしてこんな生きづらい世の中になってしまったんだか。
暗黒の稲妻
時事通信 10月26日(水)19時16分配信
携帯電話機メーカーの日本法人ノキア・ジャパン(東京)の大阪事務所長で、2005年にくも膜下出血で死亡した男性=当時(56)=の妻が国に労災認定を求めた訴訟で、大阪地裁の中村哲裁判長は26日、「24時間、携帯の電源をオンにする勤務体制を求められていた」などとして過労死と認め、遺族補償年金などの不支給処分を取り消した。
中村裁判長は、男性の死亡前1~6カ月の時間外労働が1カ月当たり約63~81時間だったと認定。「休暇中や就寝中を含め、顧客からの通信障害などの連絡に24時間いつでも対応しなければならない不規則な状態に置かれた」と指摘し、量的にも質的にも過重な勤務だったとして、業務起因性を認めた。
最終更新:10月27日(木)10時19分
企業はこれで待遇を改善しろと言うと人件費がかかるから海外に移転して日本が空洞化すると言い張る。
実際円高などコスト高でそうなってきている。
さてはてまったくどうしてこんな生きづらい世の中になってしまったんだか。
暗黒の稲妻