NY株、大幅反落=欧米経済に不透明感〔米株式〕(25日)☆差替
時事通信 10月26日(水)6時0分配信
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、欧州債務危機対策をめぐる財務相会合の延期や一部米企業の業績見通し悪化などを受けて、欧米経済の先行きに対する不透明感が強まり、売りが優勢となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比207.00ドル安の1万1706.62ドルと、4営業日ぶりに反落して終わった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同61.02ポイント安の2638.42で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8189万株増の10億0710万株。
欧州連合(EU)は26日の首脳会議を前に予定していた財務相理事会の延期を発表。ギリシャの債務削減、欧州金融機関の資本増強、欧州金融安定化基金(EFSF)などに関する危機対策の「包括戦略」について、詳細な決定が先送りされるとの懸念が高まった。
また、ダウ構成銘柄である米スリーエム(3M)が25日発表した決算で、景気の不透明感から将来の利益見通しを下方修正したことが嫌気されたほか、米国の消費者の景況感を示す指標などさえない米経済指標が相次いだことも重しとなった。市場関係者からは「欧米経済と米企業業績というマクロとミクロの両面で売る材料に事欠かない相場だった」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
3Mは6.3%安で終了。前日の決算内容が振るわなかったネットフリックスは約35%の大幅下落。引け後に決算発表したアマゾン・ドット・コムも4.4%下げた。(了)
最終更新:10月26日(水)7時9分
上下すると儲かる人がいるらしいが、動かないのが一番困るらしい。
暗黒の稲妻
時事通信 10月26日(水)6時0分配信
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、欧州債務危機対策をめぐる財務相会合の延期や一部米企業の業績見通し悪化などを受けて、欧米経済の先行きに対する不透明感が強まり、売りが優勢となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比207.00ドル安の1万1706.62ドルと、4営業日ぶりに反落して終わった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同61.02ポイント安の2638.42で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8189万株増の10億0710万株。
欧州連合(EU)は26日の首脳会議を前に予定していた財務相理事会の延期を発表。ギリシャの債務削減、欧州金融機関の資本増強、欧州金融安定化基金(EFSF)などに関する危機対策の「包括戦略」について、詳細な決定が先送りされるとの懸念が高まった。
また、ダウ構成銘柄である米スリーエム(3M)が25日発表した決算で、景気の不透明感から将来の利益見通しを下方修正したことが嫌気されたほか、米国の消費者の景況感を示す指標などさえない米経済指標が相次いだことも重しとなった。市場関係者からは「欧米経済と米企業業績というマクロとミクロの両面で売る材料に事欠かない相場だった」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
3Mは6.3%安で終了。前日の決算内容が振るわなかったネットフリックスは約35%の大幅下落。引け後に決算発表したアマゾン・ドット・コムも4.4%下げた。(了)
最終更新:10月26日(水)7時9分
上下すると儲かる人がいるらしいが、動かないのが一番困るらしい。
暗黒の稲妻