世界遺産ポンペイ遺跡の一部が倒壊、政府対応に非難の声
ロイター 10月25日(火)7時48分配信


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 10月22日、イタリア当局は、同国南部にある世界遺産ポンペイ遺跡の一部が倒壊したと発表し、政府対応に非難が集まっている。写真は昨年11月に倒壊した「剣闘士たちの家」(2011年 ロイター)
 [ローマ 22日 ロイター] イタリア当局は22日、同国南部にある世界遺産ポンペイ遺跡の一部が倒壊したと発表した。ポンペイ遺跡では約1年前に、約2000年前のものとされる「剣闘士たちの家」と呼ばれる建物が倒壊、当時のボンディ文化相が辞任に追い込まれている。

ポンペイの「剣闘士たちの家」倒壊、伊政府に非難集中

 ポンペイの管理当局は声明で、悪天候を受けて遺跡にあるポルタノラの壁が21日までに崩壊したと発表。被害は「限られており、対応済み」としている。あまり観光客の訪れない場所ではあるものの、崩壊した部分にはおよそ縦4メートル、横2メートルの壁も含まれている。

 イタリア政府のガラン文化相は、ポンペイ遺跡の管理は同省にとって優先事項との立場を示したものの、野党議員からは、政府はイタリアの遺跡を保護できていないとの非難の声が上がっている。

最終更新:10月25日(火)15時58分

ポンペイって言うと文化や技術水準が高い、素晴らしい都市と聴いてるが。
残念では有るけど仕方がない面も有るんだろうな。
正しい歴史を後世まで伝えることしていくしかない
この様に古い遺跡が失われていく事は非常に残念でならないんだけど。

暗黒の稲妻