新緊縮策を最終可決=ゼネスト2日目、死者も―ギリシャ
時事通信 10月21日(金)4時26分配信
【パリ時事】ギリシャ議会(一院制、定数300)は20日夜(日本時間21日未明)、新たな財政緊縮策を盛り込んだ関連法案の最終採決を行い、賛成154、反対144で可決した。これにより、昨年の支援合意に基づく欧州連合(EU)および国際通貨基金(IMF)からの融資80億ユーロ(約8500億円)は、予定通り実行されることがほぼ確実となった。
可決された法案は、公務員給与や年金の減額、公務員の事実上の一時帰休などを盛り込む。パパンドレウ政権を支える中道左派与党には、法案に盛り込まれた民間賃金制度の規制緩和に反対する声も出ていたが、与党議員は1人を除いて賛成票を投じた。
一方、緊縮策に反対する労組が呼び掛けた48時間のゼネストは2日目に突入。ロイター通信によると、首都アテネの議会前広場では少なくとも7万人が抗議デモを繰り広げ、警官隊が催涙ガスを発射して鎮圧を試みた。
デモに参加した対立グループ同士の乱闘も発生し、アテネで50代の男性1人が搬送先の病院で死亡したほか、数十人が負傷して手当てを受けた。
最終更新:10月21日(金)8時27分
まだ、民衆より議会の方が正常に機能している様だ。
民衆の暴動に近い気の取り乱し様は完全に建て直しの邪魔になっていると早く気づくべきかと思うが。
暗黒の稲妻
時事通信 10月21日(金)4時26分配信
【パリ時事】ギリシャ議会(一院制、定数300)は20日夜(日本時間21日未明)、新たな財政緊縮策を盛り込んだ関連法案の最終採決を行い、賛成154、反対144で可決した。これにより、昨年の支援合意に基づく欧州連合(EU)および国際通貨基金(IMF)からの融資80億ユーロ(約8500億円)は、予定通り実行されることがほぼ確実となった。
可決された法案は、公務員給与や年金の減額、公務員の事実上の一時帰休などを盛り込む。パパンドレウ政権を支える中道左派与党には、法案に盛り込まれた民間賃金制度の規制緩和に反対する声も出ていたが、与党議員は1人を除いて賛成票を投じた。
一方、緊縮策に反対する労組が呼び掛けた48時間のゼネストは2日目に突入。ロイター通信によると、首都アテネの議会前広場では少なくとも7万人が抗議デモを繰り広げ、警官隊が催涙ガスを発射して鎮圧を試みた。
デモに参加した対立グループ同士の乱闘も発生し、アテネで50代の男性1人が搬送先の病院で死亡したほか、数十人が負傷して手当てを受けた。
最終更新:10月21日(金)8時27分
まだ、民衆より議会の方が正常に機能している様だ。
民衆の暴動に近い気の取り乱し様は完全に建て直しの邪魔になっていると早く気づくべきかと思うが。
暗黒の稲妻