<新日鉄大分>集じん機清掃作業中倒れる 2人搬送1人死亡
毎日新聞 10月19日(水)12時51分配信


拡大写真新日鉄大分製鉄所の位置
 19日午前11時20分ごろ、大分市西ノ洲の新日鉄大分製鉄所(吾郷康人所長)から、「男性従業員2人が集じん機の下にあるピットで倒れている」と119番があり、駆け付けた大分市消防局員らがピット(深さ約7メートル)に埋まっていた2人を救出し、病院に搬送した。2人は協力会社の社員で、58歳の男性が死亡し、もう1人はろっ骨を折る重傷という。大分県警大分中央署は労災事故の可能性もあるとみて調べている。

 新日鉄大分によると、事故は鉄鉱石を焼き固める焼結工場で起きた。製鉄過程で出るちりやごみなどをピットにためておき、定期的に専用の機械で除去するほか、従業員が中に入って清掃している。19日は定期検査日で集じん機を止め、2人が朝からその作業をしていた。

 新日鉄大分では08年11月、資材置き場で鋼管の下敷きになって運送会社員が死亡する労災事故が起きている。【田中理知、深津誠】

最終更新:10月19日(水)14時12分

この記事からちょっと読み取りづらいけど失くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

暗黒の稲妻