Microsoft、手のひらや机をタッチスクリーンにする「OmniTouch」を発表
japan.internet.com 10月19日(水)15時2分配信


Microsoft、手のひらや机をタッチスクリーンにする「OmniTouch」を発表
Microsoft は2011年10月17日、どんな場所でもタッチスクリーンに変えてしまう新技術「OminiTouch」を公開した。同技術はマルチタッチに対応。手のひら、腕、壁、ノート、机などをタッチスクリーンとして活用することを目指している。

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Microsoft Research の研究員 Hrvoje Benko 氏は次のように語る。

「我々は、現実の世界にある、ありとあらゆるものの表面を有効活用したかった」

スマートフォンの画面サイズには制限があり、今以上の大きなサイズを望むことは難しい。タブレットの普及は、このスマートフォンの画面サイズ制限によるところも大きいという。だが、OmniTouch を利用すれば、スマートフォンはオンデマンドで大きな画面を手に入れることができる。

OmniTouch が、Windows Phone に採用されれば、Android スマートフォンや iPhone に対しての大きなアドバンテージとなるかもしれない。

OmniTouch は、レーザーを利用した Pico プロジェクターと、奥行き検出機能を備えた 3D カメラを組み合わせることで実現した技術。現在は、プロジェクターもカメラもプロトタイプのため非常に大きく、持ち歩くことは難しい。だが、開発チームは小型化に向けて大きな問題は無く、近い将来マッチ箱程度のサイズに小型化できるという。

また、Microsoft は、「PocketTouch」も公開した。これは、ポケットの中のスマートフォンを画面を見ないで操作可能にする。たとえば、スマートフォンの音量を下げたいとき、側面の音量調整ボタンを手探りで探し当てて操作するのは面倒だ。PoketTouch を利用すれば、服の上からスマートフォン画面をピンチイン/ピンチアウトするだけで、音量調整が可能になる。

最終更新:10月19日(水)15時22分

また未来に一歩近づいたという感じだね。
技術の発展は日進月歩。
10年前とはもはや隔世の感があるね。

暗黒の稲妻