ベイスターズ買収 DeNA、TBSHD株価で明暗
産経新聞 10月19日(水)15時57分配信

 横浜ベイスターズの買収をめぐり、19日の東京株式市場では、買い手側のディー・エヌ・エー(DeNA)株が急落した。市場が同球団を経営の圧迫材料と見込んだためで、売り手のTBSホールディングス(HD)株は上昇し、明暗を分けた。

 買収合意を手掛かりに、DeNAの売り注文が相次いだ。ベイスターズの買収費用が、100億円程度になるとの観測も浮上。しかも、同球団は赤字補填(ほてん)を受けるほど業績不振にあることから、「球団運営による会社の宣伝効果より、将来負担への警戒感」(大手証券)が投資家に広がった。

 DeNAは4日続落、下げ幅は一時、280円に達した。終値は前日比270円安の3135円で、下落率は7・92%と、東証1部上場銘柄の中で、最も大きかった。

 一方、TBSは、収益の改善期待から、小幅反発。終値は前日比12円高の931円だった。

最終更新:10月20日(木)10時51分

株価に影響するとはね…。

暗黒の稲妻