母親刺殺で裁判員判決破棄、心神喪失で逆転無罪
読売新聞 10月18日(火)12時27分配信

 大分県竹田市の自宅で昨年1月、母親(当時78歳)を刺殺したとして、殺人罪に問われた同市の無職の男性(51)の控訴審判決が18日、福岡高裁であった。

 川口宰護(しょうご)裁判長は「被告は当時、統合失調症が重篤な状態だった」として心神喪失状態だったと指摘。懲役3年、保護観察付き執行猶予5年とした1審・大分地裁の裁判員裁判判決を破棄し、無罪を言い渡した。

 最高検によると、裁判員裁判で有罪だった被告に、控訴審が全面無罪を言い渡すのは初めて。

最終更新:10月18日(火)13時26分

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