4分間宇宙の旅、来年にも…米に「港」完成
読売新聞 10月18日(火)11時40分配信


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英ヴァージン・グループが建設したスペースポートのターミナル。建物のガラスに宇宙船と母機、滑走路が映っている。(米ニューメキシコ州で)=山田哲朗撮影
 【トゥルース・オア・コンシクエンシズ(米ニューメキシコ州)=山田哲朗】宇宙観光を準備中のヴァージン・ギャラクティック社は17日、米ニューメキシコ州南部の砂漠地帯に、宇宙船が離着陸するスペースポート(宇宙港)を完成させた。

 同社を率いる英ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長は落成式で「少数の開拓者が始めた航空産業のように、この美しい建物も時代を変える」と述べ、宇宙旅行時代の到来を宣言した。

 同社の宇宙船は、乗員2人と乗客6人が搭乗する。飛行機の翼の下に取りつけて上空15キロ・メートルまで運んだ後、切り離してロケットに点火し、高度100キロ・メートル以上の宇宙空間まで上昇。再び大気圏に突入するまでの約4分間、無重力状態で窓から青い地球を望める。最後は滑空してポートに戻る。同社は早ければ来年から営業運航に入る予定だ。

最終更新:10月18日(火)11時40分

何かまた一歩宇宙旅行が現実味帯びて来てた感じだな。

暗黒の稲妻