<中国GDP>前年同期比9.1% 3期連続鈍化 7~9月
毎日新聞 10月18日(火)11時13分配信
【北京・工藤哲】中国国家統計局は18日、今年7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で9.1%だったと発表した。前期(11年4~6月、9.5%)を0.4ポイント下回り、3四半期連続で前の期を下回った。1~9月の成長率は9.4%だった。欧州債務危機の影響を受け、輸出の勢いが衰えたことなどが影響したとみられる。
前期との比較データも公表され、11年4~6月期と比較した実質成長率は2.3%だった。年率換算では8%台と予測される。
最大の輸出先である欧州連合(EU)の債務危機やインフレ抑制に向けた金融引き締めで中国経済は減速懸念が強まっている。米経済の失速も懸念される中、世界経済のけん引役の中国が安定成長を維持できるか注目される。
中国の経済成長率は10年10~12月期に9.8%増となって以降、11年1~3月期が9.7%増と鈍化を続けている。
また、物価上昇率は6~9月に4カ月連続で前年同月比6%を超え、インフレは収まっていない。だが景気を優先して、金融緩和すべきだとの声もあり、中国政府は世界経済の動向も見ながら難しいかじ取りを迫られそうだ。
最終更新:10月18日(火)12時43分
中国国家統計局は18日に今年7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で9.1%だったと発表したそうだ。
暗黒の稲妻
毎日新聞 10月18日(火)11時13分配信
【北京・工藤哲】中国国家統計局は18日、今年7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で9.1%だったと発表した。前期(11年4~6月、9.5%)を0.4ポイント下回り、3四半期連続で前の期を下回った。1~9月の成長率は9.4%だった。欧州債務危機の影響を受け、輸出の勢いが衰えたことなどが影響したとみられる。
前期との比較データも公表され、11年4~6月期と比較した実質成長率は2.3%だった。年率換算では8%台と予測される。
最大の輸出先である欧州連合(EU)の債務危機やインフレ抑制に向けた金融引き締めで中国経済は減速懸念が強まっている。米経済の失速も懸念される中、世界経済のけん引役の中国が安定成長を維持できるか注目される。
中国の経済成長率は10年10~12月期に9.8%増となって以降、11年1~3月期が9.7%増と鈍化を続けている。
また、物価上昇率は6~9月に4カ月連続で前年同月比6%を超え、インフレは収まっていない。だが景気を優先して、金融緩和すべきだとの声もあり、中国政府は世界経済の動向も見ながら難しいかじ取りを迫られそうだ。
最終更新:10月18日(火)12時43分
中国国家統計局は18日に今年7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で9.1%だったと発表したそうだ。
暗黒の稲妻