経常黒字4075億円=2年7カ月ぶり低水準―8月国際収支
時事通信 10月11日(火)9時16分配信

 財務省が11日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同月比64.3%減の4075億円にとどまり、経常赤字を記録したリーマン・ショック後の2009年1月以来、2年7カ月ぶりの低水準となった。原油高に加え、原発稼働率の低下で火力発電用燃料の輸入が6割近く増えたことが収支悪化の主因。黒字幅は6カ月連続で前年を下回った。
 貿易収支は6947億円の赤字。東日本大震災後に落ち込んだ自動車を中心に輸出が4.0%増と6カ月ぶりにプラスに転じたものの、輸入の伸び(22.4%)がそれを大幅に上回り、3カ月ぶりに赤字に転落した。
 旅行や物流などのサービス収支は1826億円の赤字。原発事故の影響で訪日外国人数の減少に歯止めがかからず、赤字幅は3カ月連続で前年を上回った。
 この結果、貿易・サービス収支は8773億円の赤字となった。赤字は2カ月連続。赤字幅は09年1月(1兆0572億円)に次ぐ過去2番目の水準だった。
 一方、所得収支の黒字は18.2%増の1兆3539億円。海外証券投資の配当金受け取りが増え、5カ月連続でプラスとなった。 

最終更新:10月11日(火)14時16分

円高放置だから然るべきなんじゃないのかな。
だからと言って無駄に税金を使って外国人を無料で日本に招待するなどという馬鹿な政策は辞めて頂きたいが…。

暗黒の稲妻