シティ銀、3度目の処分へ…資金洗浄対策に問題
読売新聞 10月2日(日)3時3分配信

 金融庁が、米シティグループの日本現地法人シティバンク銀行に対し、マネーロンダリング(資金洗浄)対策などに問題があったとして、早ければ月内にも行政処分を出す方針を固めたことが1日、分かった。

 シティ銀への行政処分は2004年と09年に続いて3度目となり、金融庁は体質改善を強く求めるため業務停止命令の行政処分も検討している。

 金融庁が6月に終えたシティ銀への検査では、金融商品の販売にあたり顧客への説明が不備であるなど、法令順守違反が見つかった。さらに、前回の行政処分で指摘された資金洗浄対策が、依然として不十分だったことなどが判明した模様だ。

 金融庁は8月末にシティ銀に検査結果を通知した上で、経営管理体制などについて銀行法24条に基づく報告を求めた。シティ銀が10月上旬に出す報告を見極めた上で処分内容を詰める。

最終更新:10月2日(日)3時3分

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