トヨタ、初の軽販売スタート=低価格志向に逆らえず
時事通信 9月26日(月)19時0分配信

 トヨタ自動車は26日、初の軽自動車「ピクシス スペース」の販売を開始した。これまでは子会社で軽大手のダイハツ工業とのすみ分けから、販売を避けてきたトヨタ。地方を中心に低価格で燃費の良い車を求める需要の高まりに、軽市場への参入を余儀なくされた格好だ。
 「やむにやまれず販売を決めた」(トヨタ幹部)。トヨタはこれまで「購入1台目の入門車」に小型車「ヴィッツ」などを薦めてきた。しかし、軽を求める傾向が強まり、「ヴィッツでは商売が成り立たない地域がでてきた」(同)という。このため、新車販売台数のうち軽が50%を超える15県では取扱店舗を増やし、販売網を強化する。
 ただ、年間販売台数の上限はダイハツへの配慮もあり、今後投入する2車種と合わせてわずか6万台と控えめ。販売店も「(あくまでも)客が他社に流出するのを防ぐ手だて」と語る。 

最終更新:9月26日(月)21時34分

車が必要な地域は、乗用車1台買うよりも軽2台の方が便利で経済的だから軽に需要が行くのは当然だろうね。

暗黒の稲妻