土砂撤去の重機転落 救出作業の作業員ら2人死亡 静岡市
産経新聞 9月24日(土)0時48分配信

 23日午後4時半ごろ、静岡市葵区田代の林道で、台風15号によるものとみられる土砂崩れの撤去作業をしていた作業員が重機ごと崖の下に転落した。また、同8時45分ごろには、ショベルカーの救出作業に立ち合っていた別の作業員も崖下に転落。2人はいずれも50~60メートル崖下で見つかり、間もなく死亡が確認された。

 静岡県警静岡中央署によると、死亡したのは同区遠藤新田、滝浪澄男さん(61)と同区田代、栗山邦彦さん(69)で、2人とも同じ建設会社の社員。滝浪さんは同日、4人で土砂の撤去作業をしていたところ、誤ってショベルカーごと転落。救助作業の手伝いに駆け付けた栗山さんが現場を照明で照らすために崖を数メートル下ったところ、誤って転落したという。

最終更新:9月24日(土)11時12分

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

暗黒の稲妻