韓流スターも武器セールス “友好特使”でインドネシア派遣
産経新聞 9月23日(金)7時55分配信

 【ソウル=黒田勝弘】近年、武器輸出に力を入れている韓国が、海外で人気の韓流スターまで“動員”した武器売り込み作戦を計画している。韓国各紙によると、軍当局は現在、海兵隊に入隊中の韓流スターの一人、ヒョンビンを近く“友好特使”としてインドネシアに派遣し、武器輸出など両国の軍事協力に役立てる方針という。

 ヒョンビンはテレビドラマ「シークレット・ガーデン」などで知られる代表的な韓流スター。日本やインドネシアなど海外でもファンが多い。今春から兵役として、過酷な訓練と精強ぶりで知られる海兵隊に志願入隊し話題になっている。

 韓国はインドネシアに対しては先ごろ、超音速高等練習機の輸出に成功。次いで現在、潜水艦の売り込みに全力を挙げている。武器輸出先としては東南アジアのほか中東諸国が狙い目になっている。

 インドネシア側は今回、10月5日の「国軍の日」に合わせてヒョンビンを招待。韓国軍はこの機会に現地での各種行事に参加させ、軍事的な友好・協力ムードを広げる作戦だ。

 ヒョンビンは現在、戦闘部隊に服務中だが、一般社会での人気が高いことから海兵隊のイメージアップ用に重宝がられている。今回の“作戦目標”はズバリ、潜水艦輸出だ。

 ただ、一方では俳優やタレントなど芸能人の入隊者に対しては一般将兵より休暇の日数が多いことが問題になっており、人気者への特別待遇に批判の声も出ている。

最終更新:9月23日(金)9時12分

徴兵制がある韓国。
その韓国が武器セールスのためには韓流スターも派遣だそうな。

暗黒の稲妻