京大病院、がん病巣を追尾しピンポイント照射、世界初の治療法開発
産経新聞 9月21日(水)15時26分配信

京都大病院(京都市)は20日、がんの病巣を追尾しながら、ピンポイントで放射線を照射できる新たな手法を世界で初めて開発し、肺がん治療を始めたと発表した。がん病巣は呼吸に伴って動くため、これまでは正確に照射できなかった。

 同病院は平成12年から約10年かけて三菱重工業などと協力して放射線治療装置を開発。患者の呼吸と病巣の動きの関連を研究し、さまざまな症例から病巣の動き方の解析に成功、装置のプログラムに組み込んだ。その結果、装置の照射ヘッドの向きを病巣に合わせて自動で変化させ、動く病巣をリアルタイムで狙うことが可能になったという。開発した同病院放射線治療科の平岡真寛教授は「正常な部位に放射線を照射しなくて済むので、患者の負担も減る。さまざまな病気に対応できるようにしたい」と話している。

最終更新:9月21日(水)16時13分

つまりこれによって癌による死亡するリスクも減ると考えていいのだろうか。
もしそうであるならば歓迎されるべきだろうね。

暗黒のの稲妻