中東和平に「近道なし」=パレスチナ加盟申請に反対―米大統領が国連演説
時事通信 9月21日(水)23時38分配信

 【ニューヨーク時事】オバマ米大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、イスラエル・パレスチナ和平に関し、「何十年にも及んだ紛争終結への近道はない」として、国連加盟申請を通じたパレスチナ国家樹立への反対を表明、直接交渉再開を訴えた。また、シリアの反体制デモ弾圧について、国連安保理の制裁決議採択を呼び掛けた。
 パレスチナのアッバス自治政府議長は23日に国連加盟申請を強行する構え。オバマ大統領はこれに対し、当事者間の和平合意がない限り、紛争解決につながらない点を強調し、5月の中東演説で自ら示した提案に基づく交渉を迫った形だ。
 大統領は中東和平プロセスの行き詰まりに対する不満に理解を示しつつ、「国連の声明や決議を通じて和平は実現できない」と言明。1967年の第3次中東戦争直前の境界を基本とした交渉を改めて促し、「それがパレスチナ国家への道筋だ」と述べた。 

最終更新:9月22日(木)10時5分

加盟させて、同じ土壌でイスラエルと話し合うんのが平和的解決ではないだろうか。
パレスティナを仲間はずれにしていたら、いつまでも紛争が絶えない気がするんだが。

暗黒の稲妻