S&Pがイタリア国債を1段階格下げ、見通しはネガティブ
ロイター 9月20日(火)8時12分配信


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 9月20日、米格付け会社スタンダード&プアーズは、イタリアの長期・短期ソブリン非依頼格付けをA+/A─1+からA/A─1に1段階引き下げた。ローマで昨年7月撮影(2011年 ロイター/Alessia Pierdomenico)
 [20日 ロイター] 米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、イタリアの長期・短期ソブリン非依頼格付けをA+/A─1+からA/A─1に1段階引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」。

S&P、イタリア国債を1段階格下げ:識者はこうみる

 S&Pによる格下げは予想外。ユーロ圏債務危機への懸念が一段と強まる可能性がある。

 S&Pは、今回の格下げについて、イタリアの経済見通し悪化を反映したものだと指摘。

 連立政権の基盤がぜい弱なことに加え、議会内で政策をめぐる対立があり、国内外の厳しいマクロ環境への迅速な対応が引き続き制限される可能性が高いとしている。

 イタリアをめぐっては、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが先に格下げするとの見方が多かった。ムーディーズは先週、イタリア格付けの見直しを1カ月以内に終える方針を示した。

最終更新:9月20日(火)10時33分

ちゃんと自国の格付けを行ってから他国の格付けを行うべきではないのかね。

暗黒の稲妻