台風北上 激しい雨のおそれ
9月19日 10時5分


台風15号は、沖縄県の南大東島の北西の海上をゆっくりとした速さで北上しています。台風と前線の影響で、沖縄や西日本では局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、台風15号は、19日午前10時には沖縄県の南大東島の北西140キロの海上にあって、ゆっくりとした速さで北北東へ進んでいるものとみられます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。台風は引き続きゆっくりとした速度のまま、沖縄・奄美の東海上を北へ進む見込みで、夜遅くには勢力が強まり、20日以降、本州に接近するおそれがあります。沖縄・奄美では、20日にかけて非常に強い風が吹き、雨や大しけが長く続く見込みです。また、台風から流れ込む湿った空気や停滞する前線の影響で、西日本など広い範囲で激しい雨が降りやすく、この時間は九州南部でやや強い雨が降っています。20日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで▽九州南部で200ミリ、▽九州北部、四国、中国地方で150ミリ、▽沖縄、奄美で120ミリと予想されています。今月初めの豪雨で被害が出ている紀伊半島では、19日夕方から局地的に激しい雨が降る見込みで、20日朝までに120ミリ、さらに20日の朝から21日の朝にかけては200ミリから300ミリの雨が予想されています。気象庁は、沖縄・奄美では暴風、高波に警戒するとともに、紀伊半島など西日本では土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。一方、関東の東海上にある強い台風16号は、暴風域を伴って北へ進んでいて、気象庁は伊豆諸島や関東、それに東北の太平洋側で強風やうねりを伴った高波に注意するよう呼びかけています。

(記事元:NHKニュース)
URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/k10015690661000.html

前回といい今年の台風はノロノロと速度が遅い上に雨の量が多いのかな?
どちらにせよこれからまた警戒した方がよさそうですね。
皆様ご注意を。

暗黒の稲妻