九電やらせ質問者の席配置、佐賀県と事前調整
読売新聞 9月17日(土)11時1分配信

 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)でのプルサーマル発電計画を巡り、導入前の2005年12月に開かれた佐賀県主催の公開討論会で、九電が質問を指示した社員らの座席の配置について、佐賀県の担当者と事前に打ち合わせをしていたことが16日、分かった。

 関係者によると、九電と佐賀県の担当者が質問者の座席配置などを話し合った内容の資料が九電社内に残っていた。九電の第三者委員会も事実関係を慎重に調べている。

 討論会は、県民が計画の是非を判断する最後の議論の場として、唐津市のホテルで開かれた。第三者委の中間報告書によると、会場が原発慎重論に染まることを懸念した九電側は、佐賀支店と玄海原発でそれぞれ約20人の「質問者」を仕立て、推進する質問を割り当てた上で、会場内にまんべんなく配置した。その結果、18人中7~8人の「仕込み質問」が行われた。

最終更新:9月17日(土)11時1分

席配置迄県都事前調整してたとはね。
これって都合の悪い事は聞かれない様にする為と考えてしまうな。
つまりだから一から十まで完全に「やらせ」を仕込んだ説明会を何度も開き、あたかも市民に納得して貰えたという偽の実績を作っていた。
市民の意見など存在しない、自分達電力会社から委託された賛成メールと、電力会社による原発賛成になるよう演出された説明会。
これの一体何処に「やらせ」は問題ないと言えるのか根拠を示して欲しいものだな。

暗黒の稲妻