認知症患者の運転止めず 同乗夫婦を書類送検
京都新聞 9月16日(金)14時29分配信
京都市北区で2月、7台が絡み、1人が死亡、12人がけがをした多重衝突事故で、運転手が認知症と知りながら運転を中止させなかったとして、京都府警交通捜査課と北署は16日、重過失致死傷の疑いで、同乗していた運転手の実兄(68)とその妻(63)=いずれも北区=を書類送検した。自動車運転過失致死傷の疑いで、運転手の無職男性(61)=中京区=も書類送検した。
府警によると、男性は2008年ごろに認知症と診断され、兄夫婦の立ち会いのもと、医師から運転をやめるよう忠告されていた。男性は容疑を認めているが、兄夫婦は「認知症とは知らなかった」と容疑を否認している。警察庁によると認知症患者が起こした交通死亡事故で、同乗者の送検は記録にない。患者本人の立件も異例。
2002年の道交法改正で、認知症と診断されたり、その疑いがある場合は運転免許取り消しか停止処分の対象となった。本人や家族が公安委員会に申告する必要があるが、府警によると、男性と兄夫婦は申告していなかったという。
男性の書類送検容疑は2月27日正午ごろ、乗用車を運転中に認知症に伴う発作で意識を失い、北区北大路通西大路東入ルで信号待ちの車列に衝突、車6台とバイク1台の玉突き事故を起こし、男女13人に重軽傷を負わせた疑い。バイクの男子大学生=当時(20)=は意識不明の重体だったが、4月に死亡した。
兄夫婦の書類送検容疑は男性の病状や医師の忠告内容を知りながら、運転を止める注意義務を怠った疑い。
府警によると、男性は認知症の一種のアルツハイマーと診断されており、事故当時は、運転の仕方が分からなくなった可能性が高い。当初は「治療を受けて薬も飲んでいたのだから運転しなければよかった」と話していたが、今は運転したことも忘れている、という。
最終更新:9月16日(金)14時59分
医者から運転を辞める様に言われていたにもかかわらず運転していたというのもなぁ。
病気を舐め過ぎてるな。
暗黒の稲妻
京都新聞 9月16日(金)14時29分配信
京都市北区で2月、7台が絡み、1人が死亡、12人がけがをした多重衝突事故で、運転手が認知症と知りながら運転を中止させなかったとして、京都府警交通捜査課と北署は16日、重過失致死傷の疑いで、同乗していた運転手の実兄(68)とその妻(63)=いずれも北区=を書類送検した。自動車運転過失致死傷の疑いで、運転手の無職男性(61)=中京区=も書類送検した。
府警によると、男性は2008年ごろに認知症と診断され、兄夫婦の立ち会いのもと、医師から運転をやめるよう忠告されていた。男性は容疑を認めているが、兄夫婦は「認知症とは知らなかった」と容疑を否認している。警察庁によると認知症患者が起こした交通死亡事故で、同乗者の送検は記録にない。患者本人の立件も異例。
2002年の道交法改正で、認知症と診断されたり、その疑いがある場合は運転免許取り消しか停止処分の対象となった。本人や家族が公安委員会に申告する必要があるが、府警によると、男性と兄夫婦は申告していなかったという。
男性の書類送検容疑は2月27日正午ごろ、乗用車を運転中に認知症に伴う発作で意識を失い、北区北大路通西大路東入ルで信号待ちの車列に衝突、車6台とバイク1台の玉突き事故を起こし、男女13人に重軽傷を負わせた疑い。バイクの男子大学生=当時(20)=は意識不明の重体だったが、4月に死亡した。
兄夫婦の書類送検容疑は男性の病状や医師の忠告内容を知りながら、運転を止める注意義務を怠った疑い。
府警によると、男性は認知症の一種のアルツハイマーと診断されており、事故当時は、運転の仕方が分からなくなった可能性が高い。当初は「治療を受けて薬も飲んでいたのだから運転しなければよかった」と話していたが、今は運転したことも忘れている、という。
最終更新:9月16日(金)14時59分
医者から運転を辞める様に言われていたにもかかわらず運転していたというのもなぁ。
病気を舐め過ぎてるな。
暗黒の稲妻