電力6社が報告ミス…ストレステストに影響不可避 原発緊急安全対策の報告書
産経新聞 9月15日(木)13時22分配信
経済産業省原子力安全・保安院は15日、東京電力福島第1原発事故を受けた全原発の緊急安全対策で、電力会社6社からの報告で誤記載などのミスがあったと発表した。保安院は全電力会社に再調査を指示。政府が全国の原発で再稼働の条件とした、安全性を評価するストレステスト(耐性検査)への影響は避けられない情勢となった。
ミスがあったのは、保安院が3~6月、電力各社に対して指示した緊急安全対策のほか、外部電源の信頼性確保やシビアアクシデント(過酷事故)の対策などの報告書。女川、東通両原発(東北電力)をはじめ、浜岡(中部電力)▽大飯、高浜(関西電力)▽島根(中国電力)▽伊方(四国電力)▽東海第2、敦賀(日本原電)-の計9原発でミスが見つかった。
保安院によると、女川原発では、原子炉の代替注水や燃料貯蔵プールの注水に使われるホースの本数が実際と異なっていたほか、大飯原発では、容量200トンの燃料タンクを半分以下の80トンと誤って記載するなどのミスがあった。各社とも、数字の読み取り誤りや、報告書への単純な誤記載が目立つという。
保安院は各原発に立ち入り検査を実施し、緊急安全対策が適切に取られていることをすでに確認している。保安院の森山善範原子力災害対策監は今回の報告ミスについて「評価結果には影響しない」とする一方、「緊急安全対策はストレステストの前提になる」(同)として、ストレステストへの影響は避けられないとの見方を示した。
保安院は「数字の間違いは評価結果の信頼性に影響する」(森山対策監)と事態を重くみており、各電力会社からの再調査結果の報告を受けた後、慎重に確認作業を進める。1社あたり最低でも1週間程度はかかる見込みという。
最終更新:9月15日(木)17時23分
おいおいと言いたくなるな。
扱ってるモノがモノだけに単純ケアレミが大事故にというという事もあり得るだけに・・。
暗黒の稲妻
産経新聞 9月15日(木)13時22分配信
経済産業省原子力安全・保安院は15日、東京電力福島第1原発事故を受けた全原発の緊急安全対策で、電力会社6社からの報告で誤記載などのミスがあったと発表した。保安院は全電力会社に再調査を指示。政府が全国の原発で再稼働の条件とした、安全性を評価するストレステスト(耐性検査)への影響は避けられない情勢となった。
ミスがあったのは、保安院が3~6月、電力各社に対して指示した緊急安全対策のほか、外部電源の信頼性確保やシビアアクシデント(過酷事故)の対策などの報告書。女川、東通両原発(東北電力)をはじめ、浜岡(中部電力)▽大飯、高浜(関西電力)▽島根(中国電力)▽伊方(四国電力)▽東海第2、敦賀(日本原電)-の計9原発でミスが見つかった。
保安院によると、女川原発では、原子炉の代替注水や燃料貯蔵プールの注水に使われるホースの本数が実際と異なっていたほか、大飯原発では、容量200トンの燃料タンクを半分以下の80トンと誤って記載するなどのミスがあった。各社とも、数字の読み取り誤りや、報告書への単純な誤記載が目立つという。
保安院は各原発に立ち入り検査を実施し、緊急安全対策が適切に取られていることをすでに確認している。保安院の森山善範原子力災害対策監は今回の報告ミスについて「評価結果には影響しない」とする一方、「緊急安全対策はストレステストの前提になる」(同)として、ストレステストへの影響は避けられないとの見方を示した。
保安院は「数字の間違いは評価結果の信頼性に影響する」(森山対策監)と事態を重くみており、各電力会社からの再調査結果の報告を受けた後、慎重に確認作業を進める。1社あたり最低でも1週間程度はかかる見込みという。
最終更新:9月15日(木)17時23分
おいおいと言いたくなるな。
扱ってるモノがモノだけに単純ケアレミが大事故にというという事もあり得るだけに・・。
暗黒の稲妻