米インテルがグーグルと提携、アンドロイド端末の開発で
ロイター 9月14日(水)11時24分配信


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 9月13日、米インテルと米グーグルは、グーグルのスマートフォン向け基本ソフト「アンドロイド」の開発で提携すると発表した。写真はインテルのロゴ。サンフランシスコで2008年9月撮影(2011年 ロイター/Robert Galbraith)
 [サンフランシスコ 13日 ロイター] 半導体世界最大手の米インテル<INTC.O>と米グーグル<GOOG.O>は13日、グーグルのスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト「アンドロイド」の開発で提携すると発表した。

 アンドロイドの将来版をインテルの携帯端末向けプロセッサ「アトム」用に最適化するなどが提携の柱で、アトム搭載スマートフォンの開発および市場投入の迅速化を目指す。インテル幹部によると、両社の提携に基づく最初のアンドロイド端末は2012年上半期に登場する見通し。

 インテルは、スマートフォンやタブレット型端末など新たな携帯端末市場で足固めが遅れている。現在、スマートフォンで使われているチップは、米テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN.N>や韓国サムスン電子<005930.KS>などが英半導体設計会社ARMホールディングス<ARM.L>からライセンス提供された技術に基づき作った製品が中心。これらのチップは、インテルの製品よりも電力効率が良いと考えられている。

 これまで、アンドロイド端末をインテル製チップと互換性を持たせるかどうかは携帯端末メーカーに任されていたが、新たな提携のもと開発されるアンドロイド将来版は、インテルのチップと最初から作動するよう、最適化される。 

 インテルのオッテリーニ最高経営責任者(CEO)はこの会議で、スマートフォン市場はまだ初期段階にあるとの考えを表明。「スマートフォン事業は、勝者と敗者の最終的な決着という意味ではまだ確立されていない」と記者団に語った。

最終更新:9月14日(水)11時26分

半導体世界最大手の米インテルと米グーグルがグーグルのスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト「アンドロイド」の開発で提携すると発表したそうだ。
少し前だったらWintelだったんだが・・。
その時代が妙に懐かしく感じてしまう。

暗黒の稲妻