カダフィ大佐三男がニジェール入国、サハラ砂漠で拘束
ロイター 9月12日(月)9時19分配信


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 9月11日、ニジェールのアダモウ法務相は、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の三男サーディ氏(写真)がニジェールに入国したと明らかにした。写真は昨年1月、トリポリで撮影(2011年 ロイター)
 [ニアメー 11日 ロイター] ニジェールのマロウ・アダモウ法務相は11日、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の三男サーディ氏がニジェールに入国したと明らかにした。

【ビデオ】カダフィ派拠点で戦闘始まる(字幕・9日)

 法務相は記者会見で、サーディ氏が9人のグループでリビア南部の国境を越え、「(ニジェール北部の)アガデスに向かっていたところ拘束された」と発表。アガデスでは先週、カダフィ派の車列が少なくとも2度確認されていた。

 サーディ氏の車列は、サハラ砂漠をパトロール中のニジェール軍兵士が発見。法務相は「入国情報はなかった」とし、一両日中に首都ニアメーに移送する見込みだと語った。

 サーディ氏はイタリアのクラブでもプレーしたことがある元サッカー選手。父親や次男セイフイスラム氏のように国際刑事裁判所(ICC)からの逮捕状は出ていない。反カダフィ派の国民評議会によるトリポリ制圧後、内戦終結に向けて交渉の意向を示していたが、カダフィ大佐の投降が話し合われたかどうかは明らかになっていない。

 ニジェールにはこれまで、治安当局トップや軍幹部などカダフィ大佐の側近らが入国している。

最終更新:9月12日(月)12時57分

これ以上の犠牲者は勘弁だね。
早く全員投降してもらいたいが。

暗黒の稲妻