フェリー転覆、163人死亡=定員オーバー原因か―タンザニア
時事通信 9月10日(土)20時4分配信

 【ロンドン時事】AFP通信によると、アフリカ東部タンザニアのザンジバル沖で10日未明、600人前後が乗ったとみられるフェリーが転覆し、少なくとも163人が死亡、100人以上が行方不明となった。当局者によれば、これまでに325人が救出された。うち40人が重傷という。
 転覆の原因は確認されていないが、救出された一人は「人と荷物で船内がいっぱいだと出航前から船長らに訴えていた」と話しており、定員オーバーだった可能性がある。
 ザンジバルはタンザニア東岸沖の島々から成り、自治政府がある。フェリーは主要な二つの島のうちウングジャ島を9日夜に出航し、同島北方約80キロのペンバ島へ向かっていた。当局者によると、自治政府はタンザニア政府にダイバー派遣などの緊急支援を要請した。
 フェリーには、イスラム教のラマダン(断食月)明けの休日が終わり、休暇先から帰宅する家族連れらが乗船していた。死者や救出された人の中に外国人がいるとの情報はこれまでのところない。 


最終更新:9月10日(土)21時12分

原因がまだ判っていないそうだが、安全重視で行かないとまた同じような悲劇が起こると思うが。
人でも多くの方が助かるといいのだが。

暗黒の稲妻