東北沖「M9」地震、最短260年間隔の試算
読売新聞 9月5日(月)14時50分配信

 東北沖で、東日本大震災と同じマグニチュード(M)9クラスの巨大地震が最短では260年間隔で起きるという試算を、東北大の内田直希助教(地震学)がまとめた。

 東北地方が乗っているプレート(板状の岩盤)の下には、太平洋側から西方向に別のプレートが徐々に沈み込んでおり、プレート境界に徐々に「ひずみ」がたまっていく。このひずみを解消しようとして地震が繰り返し起きているが、岩石の凹凸の具合などによりプレート同士が元々強くくっついているほど、ひずみが頻繁には解消されず、比較的短期間で大きなひずみがたまってしまうとされる。

 内田助教は、東北沖で度々起きている小さい地震や、プレートの動く速度を解析できる全地球測位システム(GPS)のデータなどを活用し、今回の震源域のプレート間のくっつき度合いを算定。M9の巨大地震を起こすひずみがどのくらいの年月でたまるか計算したところ、最も強くくっついている場合で260年、くっつき度合いが弱い場合では880年との結果が出た。地層から津波の発生頻度をみた研究では、巨大地震による津波は500~1000年間隔で東北沿岸を襲ってきたとされる。内田助教は「エネルギーがより短い期間でたまる場合があることも考慮したほうがいい」と話している。

最終更新:9月5日(月)14時50分

なるほどね。
流石にあの地震以上に凄い地震なんて想像出来ないなぁ。
でも自然世界の事だけに・・と思うが。

暗黒の稲妻