イスラエルで史上最大デモ、45万人超が生活費引き下げなど要求
ロイター 9月5日(月)13時41分配信


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 9月3日、イスラエル各地で生活費の引き下げなど社会改革を求めるデモが行われ、主催者らによると、同国で史上最大となる45万人以上が参加した。写真はテルアビブでのデモ(2011年 ロイター/Ronen Zvulun)
 [テルアビブ 3日 ロイター] イスラエル各地で3日、生活費の引き下げなど社会改革を求めるデモが行われ、主催者らによると、同国で史上最大となる45万人以上が参加した。

 7月に続き行われた今回のデモには、学生だけでなく、イスラエル各地で中産階級が参加した。「アラブの春」にも触発された一連のデモでは、ソーシャルメディアが大きな役割を果たしている。デモ指導者の1人は集会で「われわれの新しいイスラエルは、政府に真の変革を求める」と語った。

 一連のデモを受け、ネタニヤフ政権は、経済政策を協議する委員会を設立したほか、住宅問題や消費者市場改革に取り組むと発表した。ただ、ネタニヤフ首相は、減税のほか無料教育や住宅予算の拡大など、デモ参加者が主張するすべての要求に満足な対応はできないとしている。

 評論家らは、今回のデモによって、これまで安全保障や外交問題が主だったイスラエルの政治課題として経済問題が浮上したと指摘している。

最終更新:9月5日(月)13時42分

まだデモのうちはいいが、経済危機が現実の問題になりつつある気がするのだが・・・。

暗黒の稲妻