カダフィ氏次男、徹底抗戦主張=三男は投降検討か―リビア
時事通信 9月1日(木)7時31分配信

 【チュニス時事】リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏は、シリアのテレビ局が31日放送した音声メッセージの中で、「抵抗は続く。勝利は近い」と述べ、大佐派の掃討を続ける反カダフィ勢力に対し徹底抗戦の意思を強調した。逃亡を続けている同氏は「(首都)トリポリの郊外から話し掛けている」と主張、カダフィ大佐も健在だと述べた。
 セイフイスラム氏は、大佐の故郷である中部シルトでは武装した若者2万人が反カダフィ勢力の侵攻に備えていると語った。反カダフィ勢力の連合体「国民評議会」は9月3日を期限に投降を呼び掛けたが、大佐派はこれを拒否。反カダフィ勢力は期限切れ後、シルトなどへ総攻撃に打って出る構えで、激しい戦闘に発展する恐れが強まっている。
 一方、31日伝えられたところでは、三男のサーディ氏は投降を視野に入れた話し合いを反カダフィ勢力との間で行ったが、態度を決めかねている。反カダフィ側は、投降すれば命は保証するとしている。
 また、カダフィ政権で外相を務めたオベイディ氏がトリポリ西方で同日までに拘束された。

最終更新:9月1日(木)8時17分

命は保証するとか言っても、投降すれば裁判で死刑は確実だろう。
カダフィ側も徹底抗戦して討ち死にした方がマシだろうね。

暗黒の稲妻