「Xperia ray」が狙う女性向けスマートフォン市場
nikkei TRENDYnet 8月17日(水)11時15分配信

ソニー・エリクソンは8月10日、新スマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表した。フルタッチタイプながら非常に小型で高性能というこの端末で狙うのはこれまでスマートフォンの弱みでもあった“若い女性”というマーケットだ。
ソニー・エリクソンは8月10日、Xperiaシリーズの新しいスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表した。フルタッチタイプながら非常に小型で高性能というこの端末で狙うのは、これまでスマートフォンの弱みでもあった“若い女性”というマーケットだ。
【詳細画像または表】
非常にコンパクトな「Xperia ray」
Xperia rayは、6月にシンガポールで開催された「CommunicAsia2011」で発表されたスマートフォンだ。この時、日本でも投入される予定との話は出ていたが、それが現実のものとなった。
Xperia rayの大きな特徴は、タッチタイプながら非常に小型でスリムだということ。ディスプレイは3.3インチだが、厚さ9.4mm、重量100gと薄型・軽量化を実現している。それでいて、CPUは1GHzのSnapDragon(MSM8255)、カメラも約810万画素と、既に発売されているXperia arcやXperia acroに匹敵する性能を備えている。
何よりも注目すべき点は、53mmという本体の“幅”である。実は、幅が60mmを切っているスマートフォンというのは、特にフルタッチタイプともなると、auの「IS05」やイー・モバイルの「Pocket WiFi S」など数が少ない。
スマートフォンでは、画面の見やすさが重視されることから、その多くはタッチタイプを採用している。特にハイエンドなスマートフォンでは、4インチクラスのディスプレイを採用し、画面の大きさをアピールする傾向が強い。
だがその一方で、犠牲になっていたのがサイズ、特に幅である。4インチクラスの端末ともなると、手の大きな男性ならともかく、女性が片手で利用するのは難しい。だが、Xperia rayくらいであれば、女性でも片手で操作しやすいサイズだ。それでいて、Xperia arc/acroクラスの性能を備え、ストレスなく利用できるというのは大きい。
“黒”を採用せず女性に注力
ハイスペックながら、小型・軽量というXperia arcが狙うターゲットは、“10~20代の若い女性”と明確に定められている。最近ソフトバンクモバイルが、iPhone新規契約者における女性の割合が5割に達したということをしきりに訴えている。しかし、Android搭載端末に関して言えば、やはり主な購買層はまだまだ男性主体というのが実態だ。
それには、先に触れた端末サイズやフィット感、そしてカラーなど女性向けのモデルが多い従来型の携帯電話では注力されてきた部分が、男性向けが主体であったスマートフォンでは、あまり重視されてこなかったことが影響している。
情報感度が高く、スマートフォンには興味があるものの、主にハード的な要因で乗り換えに躊躇していた若年女性層を取り込もうというのが、Xperia rayの使命になっているといえよう。
Xperia rayはグローバル展開するモデルながら、日本の開発チームが開発しており、日本市場を強く意識したモデルになっているという。それゆえ、“自分撮り”ができるインカメラやイルミネーションの搭載など、日本の女性を意識した機能もいくつか見られる。
しかし、最も大きなポイントはカラーにある。Xpeira rayは元々ホワイト、ゴールド、ピンク、そしてブラックの4色が用意されており、どの色を提供するかは、各地域でそれを販売する事業者によって変わってくるという。そして、今回、日本で採用されたのは、ブラックを除く3色なのだ。ブラックといえば、現在のスマートフォンの定番カラーだ。日本ではこれをあえて外したという点からも、女性向けに注力する姿勢を強く見ることができる。
迫る“若い女性”の争奪戦
Xperia rayは、若年女性に影響を与えるファッションイベント「神戸コレクション」とのコラボレーションも計画されるなど、明確に女性に向けたプロモーションを展開していくようだ。
もっとも、“女性向け“を強く打ち出したスマートフォンは、Xperia rayだけに限らない。例えば、テンキー搭載による文字の打ちやすさをアピールした搭載したauの「IS11SH」や、ソフトバンクモバイルが“大人女子向け”と謳う、スイーベルスタイルの「007SH J」、そして、片手で操作しやすいインターフェースを備えたNTTドコモの「P-07C」なども、女性のスマートフォン需要開拓を狙った製品だ。
こうした端末が増えているということは、スマートフォンの普及ターゲットが、ガジェット好きから、男性ビジネスマン、そして若年女性へと変化していることを意味する。そして若年女性がスマートフォンを手に取るということは、スマートフォンが与えるイメージやその扱われ方が大きく変化するということにもつながってくる。
女性向け需要を開拓し、スマートフォンが与える「先進的だけど難しい」というイメージを払しょくできるかどうかは、今後のスマートフォンの普及を占う上で非常に大きな意味を持つ。それだけに、Xperia rayなどの“女性向け”を謳う端末がうまくターゲットにマッチして、需要開拓に結びつくかどうか、注目したいところだ。
最終更新:8月17日(水)11時15分
この辺稲妻は女性ではないので判りかねる部分もありますが、色は多いほうがいいなと思うんですが。
暗黒の稲妻
nikkei TRENDYnet 8月17日(水)11時15分配信
ソニー・エリクソンは8月10日、新スマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表した。フルタッチタイプながら非常に小型で高性能というこの端末で狙うのはこれまでスマートフォンの弱みでもあった“若い女性”というマーケットだ。
ソニー・エリクソンは8月10日、Xperiaシリーズの新しいスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表した。フルタッチタイプながら非常に小型で高性能というこの端末で狙うのは、これまでスマートフォンの弱みでもあった“若い女性”というマーケットだ。
【詳細画像または表】
非常にコンパクトな「Xperia ray」
Xperia rayは、6月にシンガポールで開催された「CommunicAsia2011」で発表されたスマートフォンだ。この時、日本でも投入される予定との話は出ていたが、それが現実のものとなった。
Xperia rayの大きな特徴は、タッチタイプながら非常に小型でスリムだということ。ディスプレイは3.3インチだが、厚さ9.4mm、重量100gと薄型・軽量化を実現している。それでいて、CPUは1GHzのSnapDragon(MSM8255)、カメラも約810万画素と、既に発売されているXperia arcやXperia acroに匹敵する性能を備えている。
何よりも注目すべき点は、53mmという本体の“幅”である。実は、幅が60mmを切っているスマートフォンというのは、特にフルタッチタイプともなると、auの「IS05」やイー・モバイルの「Pocket WiFi S」など数が少ない。
スマートフォンでは、画面の見やすさが重視されることから、その多くはタッチタイプを採用している。特にハイエンドなスマートフォンでは、4インチクラスのディスプレイを採用し、画面の大きさをアピールする傾向が強い。
だがその一方で、犠牲になっていたのがサイズ、特に幅である。4インチクラスの端末ともなると、手の大きな男性ならともかく、女性が片手で利用するのは難しい。だが、Xperia rayくらいであれば、女性でも片手で操作しやすいサイズだ。それでいて、Xperia arc/acroクラスの性能を備え、ストレスなく利用できるというのは大きい。
“黒”を採用せず女性に注力
ハイスペックながら、小型・軽量というXperia arcが狙うターゲットは、“10~20代の若い女性”と明確に定められている。最近ソフトバンクモバイルが、iPhone新規契約者における女性の割合が5割に達したということをしきりに訴えている。しかし、Android搭載端末に関して言えば、やはり主な購買層はまだまだ男性主体というのが実態だ。
それには、先に触れた端末サイズやフィット感、そしてカラーなど女性向けのモデルが多い従来型の携帯電話では注力されてきた部分が、男性向けが主体であったスマートフォンでは、あまり重視されてこなかったことが影響している。
情報感度が高く、スマートフォンには興味があるものの、主にハード的な要因で乗り換えに躊躇していた若年女性層を取り込もうというのが、Xperia rayの使命になっているといえよう。
Xperia rayはグローバル展開するモデルながら、日本の開発チームが開発しており、日本市場を強く意識したモデルになっているという。それゆえ、“自分撮り”ができるインカメラやイルミネーションの搭載など、日本の女性を意識した機能もいくつか見られる。
しかし、最も大きなポイントはカラーにある。Xpeira rayは元々ホワイト、ゴールド、ピンク、そしてブラックの4色が用意されており、どの色を提供するかは、各地域でそれを販売する事業者によって変わってくるという。そして、今回、日本で採用されたのは、ブラックを除く3色なのだ。ブラックといえば、現在のスマートフォンの定番カラーだ。日本ではこれをあえて外したという点からも、女性向けに注力する姿勢を強く見ることができる。
迫る“若い女性”の争奪戦
Xperia rayは、若年女性に影響を与えるファッションイベント「神戸コレクション」とのコラボレーションも計画されるなど、明確に女性に向けたプロモーションを展開していくようだ。
もっとも、“女性向け“を強く打ち出したスマートフォンは、Xperia rayだけに限らない。例えば、テンキー搭載による文字の打ちやすさをアピールした搭載したauの「IS11SH」や、ソフトバンクモバイルが“大人女子向け”と謳う、スイーベルスタイルの「007SH J」、そして、片手で操作しやすいインターフェースを備えたNTTドコモの「P-07C」なども、女性のスマートフォン需要開拓を狙った製品だ。
こうした端末が増えているということは、スマートフォンの普及ターゲットが、ガジェット好きから、男性ビジネスマン、そして若年女性へと変化していることを意味する。そして若年女性がスマートフォンを手に取るということは、スマートフォンが与えるイメージやその扱われ方が大きく変化するということにもつながってくる。
女性向け需要を開拓し、スマートフォンが与える「先進的だけど難しい」というイメージを払しょくできるかどうかは、今後のスマートフォンの普及を占う上で非常に大きな意味を持つ。それだけに、Xperia rayなどの“女性向け”を謳う端末がうまくターゲットにマッチして、需要開拓に結びつくかどうか、注目したいところだ。
最終更新:8月17日(水)11時15分
この辺稲妻は女性ではないので判りかねる部分もありますが、色は多いほうがいいなと思うんですが。
暗黒の稲妻