<独仏首脳会談>「ユーロ経済政府」創設を提唱
毎日新聞 8月17日(水)11時28分配信


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会見するメルケル独首相(左)とサルコジ仏大統領=2011年8月16日、AP
 【パリ福原直樹】フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相は16日、パリで会談した。終了後、両首脳はユーロ圏17カ国の統合強化に向けた方策を発表。各国首脳による「ユーロ経済政府」を創設するほか、12年半ばまでに各国が財政均衡法を制定することなどを提案した。欧州債務危機に対し信用不安を緩和させる狙いがあったが、「ユーロ共同債」導入など具体策は見送られ、市場の不安沈静化につながるかは見通せない。

 両首脳の記者会見などによると、「経済政府」の議長は任期が2年半程度で、年2回以上開催。初代議長には欧州連合(EU)のファンロンパウ大統領を想定している。また、各国に対し、財政赤字拡大を防止し財政均衡を義務化する規定を憲法などに盛り込むよう要請。税収増のために金融機関に対する金融取引課税も盛り込んだ。

 一方、ユーロ圏諸国の赤字解消に向けた「ユーロ共同債」の早期導入には否定的な立場を示した。ドイツは金利負担増を懸念しており、「自国債の発行より条件が悪くなるユーロ債に、独側が反発した」(仏政府)とされる。また、財政危機に陥った加盟国を支援する欧州金融安定化基金(EFSF)の規模拡大も見送った。

 会談は、ギリシャ財政危機を端緒とするイタリア、スペインへの信用不安拡大に加え、EUの4~6月期の実質域内総生産(GDP)が、けん引役である独仏の減速で前期比0.2%増と大幅鈍化する中で行われた。

 約2時間に及んだ会談後、両首脳は「我々はユーロを防衛し、独仏がとくにその責任を負うという確固たる意思を表明したい」と述べた。両首脳は独仏合意案を近くEUに提案し、ユーロ圏各国を中心に審議したい意向だ。

 しかし、AFP通信によると、市場には否定的な反応が多く、「提案は抽象的すぎて、実効が期待できない」「ユーロ債の発行を期待していた」などの批判も出ている。これに対しサルコジ大統領は「ユーロ圏の将来に自信を持っている」、またメルケル首相は「(ユーロ圏の)成長には悲観的ではない」と発言した。

最終更新:8月17日(水)13時22分

この提案は上手くいくだろうか。
色々と問題が山積みだが上手く纏められるといいが・・。

暗黒の稲妻