中国が米財政政策を厳しく批判、ドルの監視強化求める
ロイター 8月7日(日)10時50分配信


拡大写真
 8月6日、S&Pの米国債格下げを受け、中国は、国営新華社を通じて米国の財政政策を厳しく批判し、ドルを国際的に監視する必要があると主張。都内で2日撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)
 [上海 6日 ロイター] スタンダード&プアーズ(S&P)による米国債格下げを受け、中国は、国営新華社を通じて米国の財政政策を厳しく批判し、ドルを国際的に監視する必要があると主張した。

 新華社が報じた論評は、「世界最大の米国債保有国である中国は、米国に対して構造的な債務問題に対処し、中国のドル建て資産の安全性を保証するよう要求するあらゆる権利を持っている」とし、軍事費や社会保障費の削減によって借入依存体質を改めるという「良識」を持つよう米国に求めた。

 また、一段の格下げがあれば世界経済の回復を阻害し、新たな金融危機の引き金になると警告し、「ドルを国際的に監視する必要があり、特定の国が破滅的影響を及ぼすのを防ぐために、新たな安定した国際的な準備通貨という選択肢を検討すべきかもしれない」とした。

最終更新:8月7日(日)10時51分

米国の国債を世界で一番保有している中国が米国の債務上限引き上げに関して批判だそうだ。
自分たちへの批判はすべて「国内問題だから内政干渉するな」で片づけるのに他国については口を出しまくる中国。
ダブルスタンダードもここに極まれりだな。
少しは恥を知るべきだな。
「元」の自由化をしてから文句を言って欲しいもんだが。
幾ら借金しているからって、中国に「良識を持った経済運営」とか言われたら腹腸煮え繰り返るだろうな。

暗黒の稲妻