<内定取り消し>震災理由は427人…厚労省まとめ
毎日新聞 8月5日(金)21時3分配信
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内定取り消しの人数の推移
この春(10年度)の高校や大学などの卒業者で、就職予定の企業から東日本大震災の影響を理由に内定を取り消されたのが427人(126社)だったことが5日、厚生労働省のまとめで分かった。震災以外の理由も含めると556人(179社)で、前年度163人から3倍増。阪神大震災があった94年度の512人も上回り、同省若年者雇用対策室は「震災の影響の大きさを物語る数字」としている。【井上英介】
【被災地での雇用は…】東日本大震災:被災地での若者の雇用 深刻さを増す
職業安定法は内定を取り消した事業所に報告を義務づけており、同省がその数字をまとめた。
震災を理由とする427人を地域別にみると、被災3県では、岩手87人▽宮城58人▽福島99人。関東甲信(139人)や東海(9人)、九州(5人)にもおり、震災の影響が各地の採用に波及したことがうかがえる。事業所の規模別では、社員300人未満での内定取り消しは354人(103社)。一方、300人以上では37人(10社)で、中小企業が影響をもろにかぶった実態が浮かんだ。
また、取り消されなかったが入社を先送りされた人数は2472人(287社)で、すべて震災が理由。前年度はゼロだった。
過去の推移をみるとリーマン・ショックの08年度には内定切りが2143人に上ったが、それ以前は毎年100人未満で推移。同省によると、この春内定を取り消された計556人のうち280人が6月末までに別の就職先を確保した。
最終更新:8月5日(金)22時3分
就職難に追い討ちをかけた震災。
仕事をしたくても出来ない若者は可哀想。
震災で採用出来なくなってしまった企業も気の毒。
政治に頼りたいが全く頼れない政府。
暗黒の稲妻
毎日新聞 8月5日(金)21時3分配信

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内定取り消しの人数の推移
この春(10年度)の高校や大学などの卒業者で、就職予定の企業から東日本大震災の影響を理由に内定を取り消されたのが427人(126社)だったことが5日、厚生労働省のまとめで分かった。震災以外の理由も含めると556人(179社)で、前年度163人から3倍増。阪神大震災があった94年度の512人も上回り、同省若年者雇用対策室は「震災の影響の大きさを物語る数字」としている。【井上英介】
【被災地での雇用は…】東日本大震災:被災地での若者の雇用 深刻さを増す
職業安定法は内定を取り消した事業所に報告を義務づけており、同省がその数字をまとめた。
震災を理由とする427人を地域別にみると、被災3県では、岩手87人▽宮城58人▽福島99人。関東甲信(139人)や東海(9人)、九州(5人)にもおり、震災の影響が各地の採用に波及したことがうかがえる。事業所の規模別では、社員300人未満での内定取り消しは354人(103社)。一方、300人以上では37人(10社)で、中小企業が影響をもろにかぶった実態が浮かんだ。
また、取り消されなかったが入社を先送りされた人数は2472人(287社)で、すべて震災が理由。前年度はゼロだった。
過去の推移をみるとリーマン・ショックの08年度には内定切りが2143人に上ったが、それ以前は毎年100人未満で推移。同省によると、この春内定を取り消された計556人のうち280人が6月末までに別の就職先を確保した。
最終更新:8月5日(金)22時3分
就職難に追い討ちをかけた震災。
仕事をしたくても出来ない若者は可哀想。
震災で採用出来なくなってしまった企業も気の毒。
政治に頼りたいが全く頼れない政府。
暗黒の稲妻