火星表面に水の流れの痕跡発見 NASAが発表
CNN.co.jp 8月5日(金)11時3分配信
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は4日、首都ワシントンの本部で記者会見し、火星の表面に液体の塩水が流れていることを示す痕跡が新たに見つかったと発表した。
研究チームは火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」に搭載した高解像度のHiRISEカメラを使って火星を観察した。その結果、複数の斜面に冬の間は消え、春になると復活する特徴があることが分かった。
この流れは火星の南半球の赤道付近で観測された。火星は太陽からの距離が離れているため気温が氷点下を上回ることはほとんどないが、赤道付近では夏の気温がセ氏約20度まで上昇することもある。
これまで火星の水は氷の形で極地方に存在すると考えられ、中緯度地方でも観測されていたが、液体の水の存在を示す有力な証拠が見つかったのは今回が初めて。これまでの調査で火星の表面には塩分が含まれていることが分かっているため、見つかった流れは塩水と見られている。大きさは幅約0.4メートルから4.5メートルと、地球の川に比べると非常に小さかった。
こうした流れは今回7カ所で確認されたが、さらに20~30カ所存在する可能性があるという。水は地球の水に比べて密度と粘性が高く、シロップに近い状態と考えられている。
探査機から送られてきた画像を調べたアリゾナ州立大学の地球物理学者フィル・クリステンセン氏は、「気温が高く、実際に液体の水が存在できる可能性のある低緯度地域でこうした観測がなされたことは非常に興味深い」と話している。
最終更新:8月5日(金)12時33分
これはかなり興味深い記事。
知的生命体の可能性も否定は出来無いわけだね。
暗黒の稲妻
CNN.co.jp 8月5日(金)11時3分配信
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は4日、首都ワシントンの本部で記者会見し、火星の表面に液体の塩水が流れていることを示す痕跡が新たに見つかったと発表した。
研究チームは火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」に搭載した高解像度のHiRISEカメラを使って火星を観察した。その結果、複数の斜面に冬の間は消え、春になると復活する特徴があることが分かった。
この流れは火星の南半球の赤道付近で観測された。火星は太陽からの距離が離れているため気温が氷点下を上回ることはほとんどないが、赤道付近では夏の気温がセ氏約20度まで上昇することもある。
これまで火星の水は氷の形で極地方に存在すると考えられ、中緯度地方でも観測されていたが、液体の水の存在を示す有力な証拠が見つかったのは今回が初めて。これまでの調査で火星の表面には塩分が含まれていることが分かっているため、見つかった流れは塩水と見られている。大きさは幅約0.4メートルから4.5メートルと、地球の川に比べると非常に小さかった。
こうした流れは今回7カ所で確認されたが、さらに20~30カ所存在する可能性があるという。水は地球の水に比べて密度と粘性が高く、シロップに近い状態と考えられている。
探査機から送られてきた画像を調べたアリゾナ州立大学の地球物理学者フィル・クリステンセン氏は、「気温が高く、実際に液体の水が存在できる可能性のある低緯度地域でこうした観測がなされたことは非常に興味深い」と話している。
最終更新:8月5日(金)12時33分
これはかなり興味深い記事。
知的生命体の可能性も否定は出来無いわけだね。
暗黒の稲妻