米グーグルがマイクロソフトなど批判、「アンドロイドを妨害」
ロイター 8月4日(木)15時31分配信


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 8月3日、米グーグルは、マイクロソフトなどライバル各社が共同戦線を張って「アンドロイドを妨害」している非難。写真は2月に撮影(2011年 ロイター/Beck Diefenbach)
 [ロサンゼルス 3日 ロイター] 米グーグル<GOOG.O>のドラモンド最高法務責任者(CLO)は3日、マイクロソフト<MSFT.O>などライバル各社が共同戦線を張ってスマートフォン市場でグーグルの追い落としを画策している、として強く非難した。ブログへの投稿で述べた。

 ドラモンド氏は、マイクロソフトのほかアップル<AAPL.O>、オラクル<ORCL.O>および「その他の企業」が、特許を買い占めることによってグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を妨害しようと共謀している、と主張している。特許を買い占めれば、消費者にとってコストの増加になるほか、技術革新の阻害につながる、と警戒感を示した。

 同氏は「マイクロソフトとアップルはこれまでは、常にいがみ合ってきた。それが手を結べば、その意図を疑わざるを得ない」と述べ「マイクロソフト、オラクル、アップルおよびその他企業による、特許を利用した、反アンドロイドの敵対的・組織的キャンペーンだ」と主張した。 

 マイクロソフトとアップルは最近、ソフトウエアメーカーのノベルと、破綻した通信機器会社ノーテル・ネットワークス<NRTLQ.PK>の特許を、同で取得した。グーグルは、ノーテル特許の入札で競り負けている。

 同氏は「グーグルに特許を取得させないことが目的だ」と強調した。

 マイクロソフトの法務顧問はツイッターで「ノベルの特許取得の際には、われわれはグーグルに共同提案を持ちかけたが、グーグルは拒んだ」と反論した。アップルとオラクルの担当者はコメントを拒否した。 

 グーグルはスマートフォン市場で快進撃を続けているが、ワイヤレス技術分野での保有特許が少ないため、訴訟のリスクにさらされている。

最終更新:8月4日(木)17時1分

まぁ何時もの事だけど潰しあいじゃなくて切磋琢磨の方向で・・。

暗黒の稲妻