京大構内で人や馬の形象埴輪片出土 5世紀後半の方墳跡
産経新聞 8月4日(木)7時55分配信
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出土した馬のくらとみられる埴輪の破片(写真:産経新聞)
京都市左京区の京都大吉田キャンパスで、古墳時代中期(5世紀後半)の方墳跡と、人や馬をかたどった形象埴輪(はにわ)の破片などが出土した。京都大文化財総合研究センターは「大和政権とつながり、この地域を拠点としたリーダーの墳墓ではないか」としており、5日に現地説明会を行う。
方墳跡は同キャンパスを中心とした吉田二本松町遺跡の一角で見つかった。東西約10メートル、南北約15メートルで、土盛りの埋葬主体部分は削られ確認できなかったが、周辺の溝や方墳内から人や馬、家などをかたどった形象埴輪の破片が多数出土した。
同遺跡では、これまでにも同時期につくられたとみられる一辺約10~13メートルの方墳計7基が見つかっているが、形象埴輪の出土は今回が初めて。これまでに京都市中心部の鴨川流域でもあまり見つかっていないという。
同センターの冨井眞助教は「これまでに出土したものより大きい方墳跡と、さまざまな種類の形象埴輪を合わせて考えると、中央とつながっていたこの地域の有力者の墳墓ではないか。鴨川流域の古墳群の序列を考える上でも重要な資料となる」と話している。
現地説明会は5日午後0時15分と同1時15分から。問い合わせは同センター((電)075・753・7691)へ。
最終更新:8月4日(木)10時48分
色々と出てくるもんなんだね。
調べたらまだ出てきそうな気がするけど・・・。
暗黒の稲妻
産経新聞 8月4日(木)7時55分配信

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出土した馬のくらとみられる埴輪の破片(写真:産経新聞)
京都市左京区の京都大吉田キャンパスで、古墳時代中期(5世紀後半)の方墳跡と、人や馬をかたどった形象埴輪(はにわ)の破片などが出土した。京都大文化財総合研究センターは「大和政権とつながり、この地域を拠点としたリーダーの墳墓ではないか」としており、5日に現地説明会を行う。
方墳跡は同キャンパスを中心とした吉田二本松町遺跡の一角で見つかった。東西約10メートル、南北約15メートルで、土盛りの埋葬主体部分は削られ確認できなかったが、周辺の溝や方墳内から人や馬、家などをかたどった形象埴輪の破片が多数出土した。
同遺跡では、これまでにも同時期につくられたとみられる一辺約10~13メートルの方墳計7基が見つかっているが、形象埴輪の出土は今回が初めて。これまでに京都市中心部の鴨川流域でもあまり見つかっていないという。
同センターの冨井眞助教は「これまでに出土したものより大きい方墳跡と、さまざまな種類の形象埴輪を合わせて考えると、中央とつながっていたこの地域の有力者の墳墓ではないか。鴨川流域の古墳群の序列を考える上でも重要な資料となる」と話している。
現地説明会は5日午後0時15分と同1時15分から。問い合わせは同センター((電)075・753・7691)へ。
最終更新:8月4日(木)10時48分
色々と出てくるもんなんだね。
調べたらまだ出てきそうな気がするけど・・・。
暗黒の稲妻