地銀ネットバンク不正急増、勝手に送金被害
読売新聞 8月4日(木)3時1分配信


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読売新聞
 全国の地方銀行のインターネットバンキングで今年6月以降、不正アクセスが相次ぎ、別の口座に勝手に現金を送金される被害が出ていることが3日、分かった。

 警察庁によると、既に複数行から十数件の被害相談や届け出が出ており、警察当局が不正アクセス禁止法違反や詐欺などの容疑で捜査を進めている。アクセスの形態から、預金者のコンピューターがウイルスに感染していた可能性もある。海外では銀行口座情報を狙ってパスワードなどを盗み取るウイルスが蔓延(まんえん)、2億ドル以上の被害が出ているとされ、金融庁は「パスワードを変更するなど対策を」と利用者に注意を呼びかけている。

 和歌山市に本店のある地銀、紀陽銀行によると、7月14日、預金者2人から相次いで「ネットバンキングで、知らないうちに他人の口座に現金が振り込まれてしまった」と連絡があった。同行が確認したところ、13日付で、他行の別々の口座に計130万円が送金されていることが判明。和歌山県警に被害届を出したという。

最終更新:8月4日(木)8時7分

う~んこういうのってやっぱセキュリティ対策しっかりやるしかないのかな。

暗黒の稲妻