山崎前社長に禁錮3年求刑=検察側「過失重大」、福知山線事故―神戸地裁
時事通信 7月29日(金)13時59分配信
兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長山崎正夫被告(68)の論告求刑が29日、神戸地裁(岡田信裁判長)であった。検察側は自動列車停止装置(ATS)に関するJR西の資料などを基に「ATS設置を怠った被告の過失は重大」と指摘、禁錮3年を求刑した。
一方、被害者参加制度に基づき出廷した遺族は、量刑について「ATSは事故防止に効果があるが、不設置は事故原因ではなく、無罪が適当」と、遺族としては異例の意見を述べた。
山崎被告は無罪を主張している。9月30日に弁護側の最終弁論が行われ、判決は来春までに言い渡される見通し。
公判は、山崎被告が現場のカーブの危険性を認識しながら、ATSの整備を怠ったかどうかが最大の争点。
検察側は論告で、山崎被告はカーブをきつくする工事が行われた1996年当時、安全対策を統括する鉄道本部長の立場にあり、「現場の危険性を認識すべきであり、容易に認識できた」と主張。同年12月に起きたJR函館線の脱線事故について、ATSで防げた事故例として報告を受けていたことを根拠に挙げた。
最終更新:7月29日(金)21時3分
組織のトップがきちんと責任を負う、当たり前の社会になってほしい。
特に・・(ry
暗黒の稲妻
時事通信 7月29日(金)13時59分配信
兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長山崎正夫被告(68)の論告求刑が29日、神戸地裁(岡田信裁判長)であった。検察側は自動列車停止装置(ATS)に関するJR西の資料などを基に「ATS設置を怠った被告の過失は重大」と指摘、禁錮3年を求刑した。
一方、被害者参加制度に基づき出廷した遺族は、量刑について「ATSは事故防止に効果があるが、不設置は事故原因ではなく、無罪が適当」と、遺族としては異例の意見を述べた。
山崎被告は無罪を主張している。9月30日に弁護側の最終弁論が行われ、判決は来春までに言い渡される見通し。
公判は、山崎被告が現場のカーブの危険性を認識しながら、ATSの整備を怠ったかどうかが最大の争点。
検察側は論告で、山崎被告はカーブをきつくする工事が行われた1996年当時、安全対策を統括する鉄道本部長の立場にあり、「現場の危険性を認識すべきであり、容易に認識できた」と主張。同年12月に起きたJR函館線の脱線事故について、ATSで防げた事故例として報告を受けていたことを根拠に挙げた。
最終更新:7月29日(金)21時3分
組織のトップがきちんと責任を負う、当たり前の社会になってほしい。
特に・・(ry
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